車種 アウディ A3 スポーツバック e-tron(6DCT) 試乗車主要諸元 全長 4330㎜ 全幅 1785㎜ 全高 1465㎜ 車両重量 1570㎏ エンジン L4・DOHCターボ 総排気量 1394cc 最高出力 110kW(150PS)/5000-6000rpm 最大トルク 250Nm(25.5㎏m)/1500-3500rpm モーター 交流同期電動機 最高出力 80kW(109PS) 最大トルク 330Nm(33.7㎏m) 最小回転半径 5.1m ハイブリッド燃費 23.3㎞/L(JC08モード) 充電電力使用時走行距離 52.8㎞ 車両本体価格 564.0万円(消費税込み価格) 出演者 アウディ ジャパン株式会社 マーケティング本部 プロダクトマーケティングスペシャリスト 山口 弘明 岡崎五朗の評価 ○・・・PHEVの魅力と機能をアウディ味でコーティング このクルマは、PHEVの魅力と機能を持ちながら、アウディでしか醸し出せない質感、乗り味、 楽しさを持っている。アウディブランドの持ち味が、全く新しいパワートレインでも感じられるのが 良いところ。 ×・・・価格 ちょっと価格が高いと思う。BMW3シリーズや三菱アウトランダーPHEVなど、各社が価格を 抑え目にしたPHEVを出しているなかで、A3 e-tronが価格も含めたアピールをしていくと、 もっと注目を集めるのでは。 藤島知子の評価 ○・・・アウディのプレミアム性+“驚き”の融合 このクルマで最もインパクトを感じたのは、モーター走行のどこまでも静かでなめらかな走り。 エンジン&モーターが見せる強力な加速にも圧倒された。おみそれしました! ×・・・エネルギーフローの表示に工夫が欲しい エンジンとモーターのスマートな連携ぶりを、ドライバーにもっとうまく伝えられたらクルマに 関わる楽しみが増えるのでは。
EVにもハイブリッドにもなる、新しい自動車のカタチ、アウディA3 e-tronに乗った。
洗練度の高いプレミアムコンパクトとして、世界中で成功を収めているA3スポーツバック。今回紹介するモデルは、約10年ぶりに刷新された第三世代モデルだ。 引き締まったエクステリアに搭載されるパワーユニットは、1.4リッターTFSIエンジン2タイプ(122ps/気筒休止システム付140ps)と1.8リッターTFSI(180ps)の3種類。ミッションは1.4リッターTFSIが7速Sトロニックで、1.8リッターTFSIには6速Sトロニックが装備される。 今回試乗したクルマは、122psの1.4リッターTFSIと1.8リッターTFSIクワトロの2台。超軽量技術の後押しもあり、その走行フィールはどちらも先代を格段に上回っていた。そして、なんといっても注目は、日本で初めて車内でのWi-Fi接続を実現としたことだ。最大8台まで接続でき、ポータルデバイスを使用して、同乗者もネットサーフィンやメールの送受信が可能となった。クルマの評価ポイントは数々あるが、無線LAN対応機能もそのひとつに加えなくてはならない時代が来たようだ。